リクルートに転職して後悔する人の共通点や後悔の理由を徹底解説!!

リクルートに転職したい!そう思っている方から見れば、リクルートに転職して後悔する人がいるなんて信じられないかもしれません。しかし、私たちPomto㈱では年間100名に近い方のリクルートへの転職成功をサポートしていますが、少数ではありますが入社して後悔してしまう人、早期に退職してしまう人がいらっしゃるのも事実です。この記事では、リクルートに転職して後悔してしまう人の共通点や後悔する理由などを解説していきます。

リクルートに転職すればきっと楽しいだろう、きっと成長できるはず、大きな会社だし安心、そんなイメージでリクルートへの転職を検討されている方は是非参考にしてみてください。

※参考記事
【仕事内容&採用基準】㈱リクルート HRエージェント領域(SE社員)
【採用基準】㈱リクルート中途採用領域 企画営業職(SE社員)
リクルートの3年限定契約社員(CV職)ってなんなの?よくある疑問に全部答えます

目次

リクルートに転職して後悔する3つ理由

まずは、リクルートに転職成功したにも関わらず入社後後悔してしまう方の3つの理由をご紹介します。主な理由は下記3種類に集約されます。

  • 【理由1】思った以上に目標がきつい(精神的プレッシャー)
  • 【理由2】目的意識の高いメンバーが多くついていけない(社風)
  • 【理由3】仕事量が多く長時間労働に疲れる(体力)

それぞれ詳しく解説していきます。

【後悔の理由1】思った以上に目標がきつい(精神的プレッシャー)

リクルートの営業系の仕事(顧客接点職 SE職/CV職)の多くは、個人で「目標」を持ちます。売上目標はもちろん、行動目標、プロセス目標、KPI目標などその時々で事業が注力したい指標など複数の目標指標を各個人持って日々の活動を行います。ごく一部売上目標を持たないポジションもありますが、売上目標が無くてもプロセス指標などの目標はやはりあります。

3カ月単位、1カ月単位、事業部によっては週単位や1日単位での目標を設定し、営業は日々自身の目標数字を達成する為の行動が求められます。目標達成する為に、Goalから逆算して日々の行動に落とし込み、その達成状況は毎日の「朝会」や「ヨミ会=通称ツメ会」等の場でマネージャーやリーダーから徹底的に進捗確認されます。

もし目標達成が厳しい見通しであっても、達成に向けてできる事をありとあらゆる方法や手段から検討し、常に達成する可能性を模索し続けて行動し続ける事が求められる。それがリクルートの営業組織です。

さらに、個人の営業数字は日々「日報」という形で事業部の全営業マンの成績とランキングが毎日配信されます。業績好調な時は日報が届くのが楽しみですが、業績が厳しいときは日報を見るのが極めて憂鬱になるのは想像できるのではないでしょうか?

入社前に「リクルートは目標がきつい」と全ての方が認識し「自分は大丈夫!」と思って入社されるのですが、いざ実際に入社して活動してみると「ここまできついと思わなかった」という後悔をされる方がごく一部いらっしゃいます。ノルマとは違い、目標達成できないからといってペナルティがあるわけでも怒られるわけでもないのですが、勝手に自分にプレッシャーをかけて精神的に追い込まれてしまうのです。

【後悔の理由2】目的意識の高いメンバーが多くついていけない(社風)

リクルートに入社する人の多くは新卒入社/中途入社問わず、「目的意識」を持って成長の為にリクルートを利用してやろうというマインドの社員が多いです。将来起業・独立したい、将来こんなことに挑戦したい、リクルートでこんな経験を積みたい等「リクルートで働く目的」を明確に持っている方は目の前の仕事に対する取り組み方や熱意も非常に高く、俗にいうワーカホリック(仕事大好き)な社員も実際に多くいます。

自分のペースでゆっくり働きたい、目標さえこなしておけばいよい、自分の役割を果たせばそれでOKといった感覚で入社すると、周囲の熱意やモチベーションの高さとの温度差を感じてしまう人も少なくありません。熱意を思いっきり表に出す人もいれば、内に熱意を秘めて見た目はモノ静かな方など様々なタイプがいますが、共通しているのは強い熱意・想いを持っているという事です。

ある程度「暑苦しい環境」を想像して入社しないと、自分と周りの温度差が後悔に繋がってしまうかもしれません。

【後悔の理由3】仕事量が多く長時間労働に疲れる(体力)

入社してみて多くの人が驚くのが、営業職の「仕事量」の多さです。研修期間や新人期間はお客様扱いのため既存顧客を担当する事はありませんが、新人期間を終えると容赦なく業務が降ってきます。先輩担当のクライアントを大量に引き継ぐ事もあれば、難易度の高いミッションを新人に任せるなど、現状の能力の限界を少し超えたラインのミッションが常に用意されます。

フレックスタイム制度をとってはいますが、営業部門に関しては基本的には朝早めの時間か夕方以降に定例Mtg(朝会)や、チームミーティングなどが設定されます。日中のお客様が稼働している時間は営業活動に専念する為です。拘束時間は決して長くはありませんが、顧客向けの資料作成や社内向け情報入力等をしていると、やはり業務時間はそれなりの長さとなります。

とはいえ、筆者が在籍していた2000年代前半は終電で帰れればOK、深夜残業あたりまえという時代と比較すると、現在はいくら遅くとも22時には終了。リモートワークも普及し、労働時間としては削減された印象が強いです。また拘束時間という概念はなく、やるべき仕事さえクリアしていれば仕事効率の速い人ほど早く帰れますので、想像していたよりも全然早く帰れる!と仰る方が多いのも事実です。

リクルートへの転職を後悔して退職する人の退職理由

つぎに、リクルートを退職していく人がどのような理由で実際に退職していくのかをお伝えします。筆者自身10年間リクルートに在籍してマネージャーとして多くの退職者と接してきましたが、下記3つのパターンに分類されます。

  • どうしても社風が合わない
  • 成果が上がらずプレッシャーに耐えられない
  • よりキャリアアップできる環境が見つかった

それぞれ詳しく解説します。

【退職理由1】どうしても社風が合わない

リクルートに転職して後悔する3つの理由でも少し触れましたが、リクルートには目的意識を持った成長意欲の高い人材が多く集まっています。これは言い換えると、「自己主張」の強い人間が多いとも言えます。リクルートのマネジメントでは「お前はどうしたい?」と尋ねるというのが有名ですが、自分で意思を持って行動できる主体性のある人材でなければはっきり言ってリクルートに在籍するのは苦痛とも言えます。

また、やはりどちらかと言えば明るくてコミュニケーション力に長けた人間が多い事もあり、人づきあいが苦手な方や自分をアピールする事が苦手な方は居心地の悪さを感じる事もあるようです。

【退職理由2】成果が上がらずプレッシャーに耐えられない

最初にお伝えしておきますが、リクルートは成果の上がらない人間を追い詰めたり、クビを切ったりする会社ではありません。むしろ、成果を上げる為に全力で周囲がサポートし助ける文化があります。しかし、リクルートの面接を突破してくるような方の多くは学生時代や前職時代にそれなりの成果を上げている成功体験があります。そのプライドや自信ができない自分を勝手に追い詰めていくパターンが多く見られます。

出来ない自分に耐えられない、上手くいかない現状が受け入れられない。そんな理由から退職に至る方も多いです。はっきり言って、ほとんどの方が入社数年内に壁にぶち当たります。その時、上手くいかない現状を受け入れ、自分の実力不足を認め、そこからもう一度這い上がれるか。その粘り強さがリクルートでは問われます。

【退職理由3】よりキャリアアップできる環境が見つかった

実はリクルートを退職する人の中で最も多いのがこのパターンです。リクルートには「目的意識」を持ってリクルートを利用してやろうというマインドの社員が多いと書きましたが、その「目的」により近づく環境が社外に見つかれば転職していきます。営業として担当しているクライアントに引き抜かれて辞めていくというケースも非常に多いです。実際に独立起業する方も多く、転職では、スタートアップ企業や楽天、Yahoo!、サイバーエージェント、LINE、SoftBank等への転職者が多い事も知られています。

リクルートへの転職に後悔しない人の特徴3選

次に、リクルートへの転職を後悔せずにリクルートの環境にフィットできるのはどのような人なのか?リクルートに転職して活躍している人の共通している特徴3つとその理由を紹介していきます。

  • 【特徴1】「目的意識」のある人
  • 【特徴2】自分の成長の為の苦労を楽しめる人
  • 【特徴3】社会的な影響力のある仕事に挑戦したい人

【特徴1】「目的意識」のある人

「リクルートで働く事」や「リクルートに長くいる事」を目的に入社する人は正直活躍できませんし、面接時点でふるいにかけられてしまいます。将来の目標や目的が明確にあって、そのためにリクルートでの難易度の高い目標や非常に多い業務量に対して主体的に取り組む。またひとつひとつの業務に対しても「何のためにこの目標を達成するのか?」「何のためにこの業務をしているのか?」を常に自分で意味づけし、目的意識を持って取り組む事もリクルートで活躍する方の特徴と言えます。結果的に、将来独立を目指している方や将来家業を継いで経営者になる予定の方も多く在籍しています。

【特徴2】自分の成長の為の苦労を楽しめる人

先程も触れましたが、リクルートに転職するほぼ全ての方が営業成績的に思ったような結果が出ない壁にぶち当たります。そのうまくいかない現状をいかに楽しめるか?がリクルートで活躍するカギになります。毎日届く日報で下の方にいる自分を見て、自分を奮い立たせることが出来るか。成長のチャンスだと捉えて前向きに動けるかどうか。が問われます。

これは完全に筆者の主観ですが、リクルートで活躍する人、上にいる人ほど「M気質」が強いように感じます。上手くできない事が楽しくて仕方ない、つらい状態に追い込まれた自分にワクワクする。そんな気質をお持ちの方はリクルートに向いています。

【特徴3】社会的な影響力のある仕事に挑戦したい人

リクルートが提供するサービスは、ほぼ全ての領域で業界No1のサービスです。求人広告の「タウンワーク」「リクナビ」「リクナビNEXT」「Indeed」をはじめ、ブライダル情報の「ゼクシィ」、住宅情報の「SUUMO」、美容情報の「HotPepperBeauty」、グルメ情報の「HotPepperグルメ」、旅行情報の「じゃらん」などなど。業界No1サービスという事は、その業界に対して極めて大きな影響力」を有しています。自分がクライアントに仕掛けた企画が成果を上げ、全国的に広がり業界のスタンダードになる。なんてことも少なくありません。今では当たり前に使われる「女子会」という企画も、実はリクルートのイチ営業の企画からスタートしています。

リクルートへの転職で後悔しないために知っておくべき基本情報

ここからは、実際にリクルートへの転職を検討している方の為にリクルートの基本情報に触れていきます。リクルートに転職して後悔しないように、最低限のリクルートの基礎知識をお伝えしていきます。

㈱リクルートの会社概要

意外と知られていませんが、リクルートはホールディングス制をとっており、親会社である㈱リクルートホールディングスは世界中に約300の連結子会社を有するグローバル企業です。連結売上高は約3兆円、グループ従業員50000人を超える日本を代表するグローバル企業です。

㈱リクルートホールディングスの連結子会社のひとつに㈱リクルートは属しており、皆さんがCM等でよく目にする求人広告の「タウンワーク」「リクナビ」「リクナビNEXT」「Indeed」をはじめ、ブライダル情報の「ゼクシィ」、住宅情報の「SUUMO」、美容情報の「HotPepperBeauty」、グルメ情報の「HotPepperグルメ」、旅行情報の「じゃらん」などなど多くのサービスはこの㈱リクルートの傘下にあります。

◆社名 株式会社リクルート
◆設立 2012年10月設立
    2018年4月、現在の株式会社リクルートに商号変更
◆本社 〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
◆従業員数 17,327人(2022年4月1日現在)
◆資本金 3億5千万円
◆売 上 6,586億円

㈱リクルートの事業内容

㈱リクルートの事業内容は主に「人材領域」と「販促領域」の2つに分けられます。リクナビ・タウンワーク・エアワーク・リクルートエージェントなど仕事探しのタイミングでリクルートを知る人も多く「人材領域」の会社というイメージを持つ方が多いですが、販促領域でもHotPepperやじゃらん、ゼクシィ、SUUMO、スタディサプリ、カーセンサー等様々なサービスを提供しています。

2022年10月現在、㈱リクルートはサービス領域に分けて下記のような事業組織となっており、各領域がそれぞれに中途採用チームを持ち積極的に中途採用を実施しています。

  • 新卒採用領域・・・リクナビを中心に企業の新卒採用支援を行う領域
  • 中途採用領域・・・タウンワーク、エアワーク、リクナビNext、Indeed等の求人メディア/ツールを活用して企業のアルバイト/中途採用の支援を行う領域
  • HRエージェント領域・・・人が介在して転職支援/採用支援を行うリクルートエージェントサービス、ハイクラス転職のデータベースサービスのリクルートダイレクトスカウトの運営など
  • 飲食領域・・・HotPepperグルメを活用した集客支援、Airツールズを活用した経営支援を行う領域
  • 美容領域・・・HotPepperBeautyを活用した美容業界向け集客支援等を行う領域
  • 旅行領域・・・じゃらんを活用した旅行/観光業向け集客/予約支援を行う領域
  • 住宅領域・・・住宅/不動産の売買・賃貸・リフォーム等の情報を提供するSUUMO
  • マリッジ&ファミリー領域・・・ブライダル情報のゼクシィ
  • 学び・教育支援領域・・・スタディサプリ
  • Saas領域・・・Airビジネスツールズ を活用した経営支援
  • 新規事業領域・・・介護施設向けSaas等新規事業

上記は㈱リクルートの事業内容となっていますが、上記以外にも㈱IndeedJapan、㈱リクルートスタッフィングなど様々な関連会社でも随時中途採用の募集を行っています。詳細はお気軽にお問い合わせください。

リクルート営業職(顧客接点職)の仕事内容

「リクルートの営業職」といっても、実は領域やポジションによってその仕事内容は様々です。大枠はリクルートの提供するサービスを提案し購入してもらう企画営業職という括りになりますが、飲食領域・美容領域・中途採用領域のリテール部門のように新規開拓や多くの担当顧客を持ち行動量が求められるタイプの比較的営業未経験者向けのポジションから、住宅領域・新卒採用領域・エージェント領域・マリッジ領域・学び領域のように担当クライアントと深く関わってじっくり経営課題の解決に向き合うソリューションスタイルの営業職迄幅広い仕事があります。

各領域毎の営業職の詳しい仕事内容や事業内容については他の記事で詳しく振れていきますが、雇用形態によっても大枠の採用ターゲットが異なりますので下記記事も参考にされてください。
リクルートの営業にノルマはあるの?にお答えします
リクルートの3年限定契約社員(CV職)ってなんなの?よくある疑問に全部答えます
SE社員?CV社員?GE社員?2021年4月の㈱リクルートのグループ統合で中途採用はどう変わった?

リクルートの社風や文化について

リクルートの社風を一言で表している言葉として「圧倒的当事者意識」という言葉があります。これはリクルートが全従業員に求めているスタンスを定めた人材マネジメントポリシーの中で最初に出てくる言葉なのですが、指示を待って行動するのではなく常に当事者として「自分はどうしたいか?」「自分はどう思うか?」が問われるマネジメントスタイルとなっています。

【動画】リクルート名物「お前はどうしたい?」に隠された秘密とは?

この「当事者意識の強さ」が結果として成長意欲の高さ、目標達成欲の高さにも繋がり主体的に行動できる人材が育つ文化を形作っていると言えます。逆に言えば、指示を待って動くほうが楽だという方は、リクルートの文化に馴染めずに退職していってしまう方も多いとも言えます。目的意識を持ってリクルートで自分自身を成長させていきたいという方には魅力的な社風だと言えますが、労働時間を極力短くしてワークライフバランスを充実させたいという方には正直転職をおススメしない事もあります。

リクルートの給与/福利厚生

◆給与/待遇
㈱リクルートホールディングスが公開している有価証券報告書によると、リクルートの平均年収は約950万円となっています。これはあくまでも契約社員から総合職・一般職全てを含めた平均年収となっていますので、中途採用でリクルートへの転職を希望されている方の初年度の年収ゾーンとは実態がかけ離れています。

㈱リクルートの営業系職種に転職を検討している方の大枠の年収ゾーンは、GE職(総合職)で450~800万円位、最も募集の多いSE職(地域限定正社員)で350~560万円程度、ホットペッパービューティ/グルメの契約社員採用では350~400万円程度が初年度の年収相場となります。より詳しい情報が知りたいという方は気軽にご相談ください。

上記はあくまで営業系職種(顧客接点職)の募集時の給与帯ですが、コーポレート系・テクノロジー系・企画/マーケティング系の専門職の中途採用では採用時から1000万円を超えるポジションも多数あります。こちらは非常に高い専門性が求められるポジションとなりますので質の高い実務経験が必須となります。

◆福利厚生
契約社員や正社員問わず全ての雇用形態で健康保険や雇用保険などの社会保険はもちろん完備されています。それに加え、独自の制度も充実しています。リクルートは働くときはとことん働いて、休む時は徹底的に休むという文化があります。年間休日145日という休日数はその代表格と言えます。(年間休日145日!?週休3日?これって本当?どういうこと?リクルートの統合後の休日について解説します)加えて、年次有給休暇を4日以上の連続取得することで5万円/年度の手当が支給されるアニバーサリー休暇や、最大連続28日間の長期有給が取得できる休暇制度であるSTEP休暇など多様な制度が存在します。

契約社員でも3年契約満了時に100万円が支給されるキャリアアップ支援金、正社員でもユニークな退職金制度が用意されており、常に成長意欲の高い人材が流動性高くリクルートに在籍する為の仕掛けが満載と言えます。逆に、住宅手当に代表されるような○○手当はあまりなく、その分給与で支給する考え方となっています。

リクルート中途採用の基本情報

ここからはリクルート中途採用の基本的な情報に触れていきたいと思います。

リクルートグループ中途採用の2つの顔 でもお伝えしている通り、リクルートの中途採用は❶ キラキラ・バリキャリ向けの顔と
❷ 第二新卒・未経験・ローキャリア向けの顔があります。
私たちPomto㈱では主に❷第二新卒・未経験・ローキャリ向けのリクルート転職をサポートしているため比較的キャリアの浅い20代の方向けの転職情報を中心にお伝えしていきます。

ローキャリア向けの中途採用は主に顧客接点職(営業)の募集が中心となります。
さらに顧客接点職(営業)は3種類の雇用形態での募集に分かれており、

①ホットペッパービューティ/グルメの企画営業職=3年限定契約社員(CV社員)
②飲食/美容領域以外の営業職=地域限定正社員(SE社員)
③難易度の高いミッションをお任せする総合職(GE社員)

以下でもう少し詳しくお伝えしていきます。

ローキャリア向けのリクルート中途採用ポジション

20代・ローキャリア向けの顧客接点職(営業職)の中途採用について3種類の雇用形態に分けて特徴をお伝えしていきます。

①ホットペッパービューティ/グルメの企画営業職=3年限定契約社員(CV社員)

ホットペッパービューティ(美容領域)、ホットペッパーグルメ(飲食領域・東京大阪エリアのみ)にて3年限定の契約社員(旧CV社員制度)での中途採用を積極的に行っています。3年間という期間の制限を設けてその間に営業職としての基本的なスキルと経験を積んでもらい、どこに行っても通用する営業職として次のステップに進んでもらう事が制度の目的です。
学歴・職歴一切不問。営業経験の有無などは一切問わずに未経験からでもチャレンジできるポジションとして、経験の浅い20代から高い人気を誇る求人となっています。

詳細は下記の記事で詳しく解説していますので併せてご覧ください。
リクルートの3年限定契約社員(CV職)ってなんなの?よくある疑問に全部答えます

②美容領域以外の営業職=地域限定正社員(SE社員)

2021年4月にリクルートが大規模なグループ再編を実施した際に新たに生まれたのが地域限定正社員=SE社員という雇用形態です。各事業の顧客接点=最前線を担う営業職を中心に、地域を限定して働く営業職として生まれました。※厳密には2021年4月以前にも一部事業にて存在していましたが詳細は下記の記事にて解説しています。
リクルートグループの「SE社員」って何?を解説します。

美容領域以外のほぼすべての事業領域で全国的に募集しており、リクルート営業職の中途採用と言えばこの「SE社員」が中心となります。全国の最新の募集状況は下記にて最新情報を発信しています。

㈱リクルート HR(中途採用領域/新卒採用領域/HRエージェント領域)(SE社員:正社員)最新の地域別募集状況
㈱リクルート 飲食領域・美容領域企画営業職(CV職:契約社員)最新の地域別募集状況
㈱リクルート 他領域(飲食領域/旅行領域/住宅領域)(SE社員:正社員)最新の地域別募集状況

③難易度の高いミッションをお任せする総合職(GE社員)

ポジションは比較的少ないですが、総合職として顧客接点職(営業職)の中途採用を行っている領域も存在します。最も積極的にGE社員での中途採用を行っているのは、SUUMOを展開するリクルート住宅領域のソリューション営業ポジションです。他にも、ゼクシィのマリッジ&ファミリー領域の企画営業職、Airビジネスツールズを展開するSaaS領域、新規事業領域などでもGE社員の営業職は募集しています。どの領域でも超大手クライアント向けの深耕型営業が中心となる為、高いレベルでのソリューション型営業の実務経験が求められます。※ちなみに総合職としての募集となりますので、全国転勤の可能性があります。

リクルート中途採用選考/面接の特徴

ここではリクルートへの転職を前向きに検討している方の為に、

  • リクルート中途採用の選考フロー
  • リクルート中途採用の面接スタイル
  • リクルート中途採用の転職難易度

を解説していきます。

リクルート中途採用の選考フロー

リクルートの中途採用の選考フローは概ね下記の流れとなります。
1. 書類選考&SPI
2.1次面接
3. 最終面接
リクルートの中途採用では、人柄や内面が重視される為書類選考は比較的通過しやすいですが、言語・非言語・適性を確認するSPIテストの結果は重視されます。SPIテストの言語・非言語の点数に関しては各領域毎の最低ラインを下回るとバッサリとお見送りとなります。また適性面でも各領域で定められたNG適性指標を基に判断されますので、SPIテストでお見送りとなる方も一定数いらっしゃるのが現実です。

またほとんどのポジションで面接は2回となっていますが、採用人数の多い美容領域・飲食領域などでは1次面接前に0.5次面接という10分程度の簡単な面接を行うケースや、2度の面接では判断できずに3度目の面接を実施するケースなどもあります。

リクルート中途採用の面接スタイル

リクルートの中途採用面接では、「能力」だけでなく「人柄」「人間性」の見極めが重視されます。その為、一方的に自己PRや志望動機を話すスタイルではなく、対話の中で応募者の人間性を見極めていくスタイルをとっています。上手く話せるかどうかや言葉遣いなどの表面的な部分ではなく、応募者の過去・現在・未来をじっくりと深堀しながら「なぜ?」「具体的にどういうこと?」という質問が重ねられます。表面的な部分だけを準備していても、結果的には丸裸にされてしまいますので付け焼刃での準備では不十分です。

リクルート中途採用の面接対策

リクルート中途採用の面接スタイルの中でもお伝えしたように、リクルートの中途採用面接では「対話」の中で過去・現在・未来をじっくりと深堀して聞いていく事で応募者の人間性や価値観を見極めていきます。その為、「転職理由」や「志望動機」等をピンポイントで考えて準備していてもはっきり言って全く無意味と言えます。また領域毎に面接内容や採用ハードルも全く異なりますので、希望する領域に合わせた事前準備が必要となります。

もし少しでも不安があるようであれば、
・面接でどのような事が実際に聞かれるのか?
・その質問にはどのような意図があるのか?
・どのような回答内容がリクルートの求める人物像と一致しやすいのか?
など、リクルートの面接を熟知したアドバイザーのサポートを受ける事をおススメします。

【参考記事】
【元面接官直伝】飲食・美容領域 契約社員(CV職)への転職成功率を5倍に高める面接対策の秘訣
【面接対策】㈱リクルート HRエージェント領域 CA/RA職(SE社員)
【面接対策】㈱リクルート HR本部中途領域(旧リクルートジョブズ)企画営業職(SE社員)

リクルートへの転職成功率を高めるならPomto㈱へ

ここまでリクルートへの転職に関しての基本的な情報をお伝えしてきました。少しづつリクルートの中途採用への理解が深まってきたのではないでしょうか?はっきり言ってリクルートの中途採用は領域や雇用形態によって転職難易度に大きな差があります。自分はどのポジションなら受かる可能性があるのか?自分が求めている経験が積めるのはどのポジションなのか?など、求人サイトを見ているだけでは分からない事も多いと思います。そんなリクルートへの転職に不安や疑問がある方は是非リクルート転職白書を運営するPomtoポント㈱にご相談ください。

私たちPomtoポント㈱は、20代リクルートへの転職支援実績で全国トップクラスを誇る転職エージェントです。特にリクルート中途採用向けの面接対策では定評があり、通過率の高さからリクルート人事から事前面接対策の内容に対してヒアリングが入る事も一度や二度ではありません。

全てのキャリアアドバイザーがリクルート出身のアドバイザーで構成されており、元社員だからこそわかる実情や、年間100名近い方のリクルートへの転職成功をサポートしてきたノウハウを駆使しながら転職サポートを行っています。

応募するかどうかもまだ決めていないという方でもお気軽に下記相談フォームから無料転職相談をお申込みください。

まとめ

いかがでしたか?

転職する事に対する社会的な許容度が大きくなってきたとはいえ、やはり個人の人生・キャリアに於いて転職は大きな大きな変化をもたらします。そのすべてがプラスになるとは限りませんので、転職にはやはりリスクが伴います。転職したことを後悔してしまうような転職はしたくないというのは全ての方が思う事だと思います。

リクルートは中途採用市場でも非常に人気のある企業です。リクルートに転職すればいい事があるに決まっている。そう思って転職してみたものの後悔して早期退職してしまう。少なからずそんな方がいるのも事実です。実際に私たちPomtoポント㈱でリクルートへの転職をサポートする方の中にも、リクルートへの転職をオススメしない事もございます。その場合は包み隠さずなぜオススメしないのか?の理由も併せて、転職をお止めする事もございます。

リクルートに転職できれば、その方のキャリアにとって必ずいい影響が生まれる。そう感じた方に対しては、全力でサポートを行い1%でも合格率が上がるように面接対策を行っています。少しでもご不安がある方や、少しでも合格率を高めたい方はまずはお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

10年間のリクルート在籍中に約3000名の方の面接を担当。
リクルートの面接の特徴や求める人物像を熟知し面接対策を実施しています。
リクルート各領域の人事との太いパイプを活かした様々な交渉も行います。

☆キャリアコンサルタント国家資格保有
☆GCDF-JAPAN公認キャリアコンサルタント

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