リクルートはブラック企業?激務できつい?社風や離職率 仕事内容の真相を元リク社員が徹底解説!!

リクルートへの転職を検討されている方の中には、リクルートは激務って聞くけど大丈夫かな?リクルートってブラックなイメージがあるけど本当のところどうなの?といった不安を持たれる方も多いのではないでしょうか。実際にリクルートへの転職相談をお申込みいただきご面談を実施させていただく方からも、そのようなご質問をいただく事は少なくありません。

この記事では、年間100名近い方のリクルート転職成功を支援している元リクルート社員が、リクルートの働き方や社風のリアルな実態をお伝えしていきます。応募を迷われている方は是非参考にされてください。

目次

リクルートはブラック企業ではない

まず結論からお伝えすると「リクルートはブラック企業」という表現は正しくないと考えます。確かにネット上では「リクルートはブラック企業」「リクルートは激務できつい」「リクルートは長時間労働」といったマイナスのイメージや評判を目にする事も多いですが、実際に働いていたOB社員や現役社員でそのような印象を持っている方とは正直出会った事はありません。残業時間も月平均で40時間程度となっており一般的な企業と比較しても決して長時間労働というわけではありません。

正直、筆者がリクルートで働いていた時代(2001年~2010年頃)は、「終電で帰れればOK!」「飲み会の後に会社に戻って仕事する」なんてことも当たり前の日常で、当時を振り返ると「リクルートはブラック」と言われてもおかしくない環境だったことは事実です。ただ、2014年の東証一部上場以降は急激に働き方の改革が行われ、2020年には年間休日145日という制度も導入、新型コロナ以降はリモートワーク・在宅勤務等も一気に進み2024年現在リクルートの働きやすさは大幅に改善しています。

リクルートが激務でブラックのイメージを持たれる理由

それではなぜリクルートは「ブラックで激務」というイメージを持たれてしまうのか。その理由について解説していきます。

理由① 離職率が高いと思われている

リクルートには3年限定の契約社員という雇用形態があります。2024年現在はホットペッパービューティ・グルメの営業職でのみ募集されている雇用形態ですが、2021年迄は住宅領域(CD職)新卒採用領域(CV職)等様々な事業領域で3年限定の契約社員募集が行われていました。この制度の背景や目的をしっかりと理解していない方からは「リクルートは人材を3年で使い捨てする」というイメージを持たれています。

<参考記事>
リクルートの3年限定契約社員(旧CV職)ってなに?リアルな評判から面接対策までよくある疑問をまとめて解説!!

またリクルートは起業家を輩出するイメージが強く、経験を積んですぐに独立や企業、転職をしていくという早期退職のイメージが強い為、離職率も高いのではないか?と考える方も多くいらっしゃいます。しかしリクルートの有価証券報告書を見てみるとリクルートの離職率は8%程度となっており、一般的な企業の水準と比較して決して高くはありません。ただ、3年契約の契約社員(CV職)の影響もあり平均勤続年数は6.2年と一般企業と比較するとやや短いと言えるかもしれません。

理由② 社員の熱意が高く宗教的なイメージがある

リクルートの事を調べていると「リクルート社員 気持ち悪い」「リクルート 宗教」といったワードを目にする事があるかもしれません。仕事大好きでワーカホリックな人材が多い事から「リクルート=宗教」と批判的に捉える方が世の中には多数いらっしゃいます。正直にお伝えすると「リクルート=宗教」というのは概ね間違ってはないと思います。

リクルートの営業組織は「チーム」を非常に重要視しており、チーム単位で高い目標を掲げて個人目標に落とし込みます。チームがひとつになって同じ方向を向いて活動するという構造を「宗教」というのであれば、リクルートは完全に宗教です。

高校球児が甲子園出場を目指して頭を丸刈りにし、日々激しい練習を積み重ね、時には理不尽な指導にも耐え抜いて甲子園をめざす。もしかするとそんな環境に似ているかもしれません。傍から見ていると理解できない環境でも、中にいる人間はその環境を心地よく感じ、その環境にいる意味や目的をもって自主的に活動している。そんな環境がリクルートには確かに存在しますので、それを宗教だと言われるのであればその通りだと言えると思います。

理由③目標達成や成果に対する意識が強い

新卒入社・中途入社問わず、リクルートに入社する方の多くは「目的意識」を持ってリクルートに入社します。「将来こんなことやりたいからリクルートでこんな経験を積みたい。」「リクルートで○○な力を身に着けて、いずれ○○に挑戦したい」など、リクルートに入社する事を目標に近づく為の手段として活用する方が多いです。

結果的に、リクルートには非常に主体的に仕事に向き合う社員が多く、自身の成長の為に高い成果を出す事にこだわる傾向が強いです。その為、俗にいうワーカホリックな働き方をする社員が多いのは事実です。その働き方や、目標達成にとことんこだわる姿勢をみて「ブラックだ」と感じる方もいるかもしれません。ただ、多くの場合でハードワークを会社にやらされているのではなく、主体的に自らの意志で取り組んでいる方が多い為、働いている本人はブラックだと感じる方は少ないように思います。

ブラック企業かどうか。は、極論働いている本人がどう感じているか次第です。

<参考記事>
リクルートの営業にノルマはあるの?にお答えします

リクルートの離職率は高いのか?を検証

リクルートが激務でブラックなイメージを持たれる理由のひとつ目に上げた「リクルートは離職率が高いと思われている」について、もう少し詳しく検証してみます。

まず前提として抑えておきたいのが、リクルートに新卒や中途で入社する方の志望動機です。リクルートに入社する人の多くは、「自分自身の目標や目的を達成する為にリクルートを利用する」という志望動機で入社する人が多く、「リクルートに長くいる事はカッコ悪い」という価値観を持つ社員が非常に多いのが特徴です。

リクルートでマネージャーを目指す。リクルートで部長職や役員を目指す。という目標で入社する社員はほとんどおらず、リクルートで5~6年経験を積んで必要なスキルを身に着けたらより自身の目標に近づく環境にステップアップしていく事を会社としても推奨しています。結果としてリクルートは常にフレッシュな成長意欲にあふれた若い人材が裁量権を持って仕事ができる環境を維持し続けています。その文化をより分かりやすく、より幅広い人材に可能性を提供するための制度が3年限定の契約社員制度(旧CV職)です。

平均勤続年数6.2年という数字だけに捉われると、仕事が辛くてすぐに辞めてしまう人が多い印象を持ってしまう事も仕方ありませんが、そもそも長く定年まで勤めあげるという事を目指さずに入社する人しかいない現実を考えると、リクルートは離職率の高いブラック企業という印象は正しくないと言えると思います。

リクルートで働いている人は激務できついと思っているのか

ここでは実際に当社の転職サポートでリクルートに転職された方が、入社後にリクルートの働き方をどのように感じていらっしゃるか。生の声をいくつかご紹介します。

26歳女性

【26歳女性 住宅領域 入社6か月】
想像以上に社内の方々の人柄が良く、優秀な方が多く、社内環境が整っていると感じています。リモートワークも導入されており週2回程度の出社である今の状況は非常に働きやすいです。
フルフレックスのため、途中で通院のため中座したり、早めに仕事を切り上げるなど自由度高く働けています。
残業も今の所ほとんどなく、会社が借りているワークスペースも多いため、アポや予定の前後でも仕事がしやすいです。男性の方が半年育休を取っていたり、お子さんがいる中で働かれている方が非常に多いことも特徴です。

24歳男性

【24歳男性 美容領域 入社5カ月】
率直な感想としては、忙しいですが充実しています。ビューティーの営業は思った以上にやることが多く、日々忙殺されております。残業について多少の懸念がありましたが、「しないといけない」ような雰囲気はなく、成果や顧客接点を求めるが故に能動的に最小限の残業をするような感覚です。

28歳女性

【28歳女性 中途採用領域 入社7カ月】
覚悟はしてましたので、入社してそれ程ギャップに感じるところはありませんが、残業はやはりちょっと多いな・・・というところが率直な意見です。それでも自分自身の目標に向かって近づいている手ごたえがありますので、辛いという気持ちよりも楽しいという気持ちの方が大きいです。

27歳男性

【27歳男性 新卒採用領域 入社3カ月】
リクルートはどれくらい激務なのか?と実は不安でしたが、実際は周りの先輩や上司もとても優しい人ばかりで本当に1日1日が有意義に過ごせてます。今は本当に大変ですが、それよりも日々の成長が実感できている事が非常に満足に思ってます。自己開示やコミュニケーション能力が高い方々が多く、リクルートの社風とあわせて貴重な環境だと思ってます。本当に入社できてよかったと思います。

リクルートの働き方改革 2024年最新情報

年間休日145日の導入

リクルートはワークスタイルの見直しを以前から推進しており、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてワークスタイルの変化を大きく加速させています。その中でも変革の象徴と言えるのが2021年からスタートした「年間休日145日」という制度です。通常の土日祝日の休みの他に、個人で選択できる休暇を新たに15日と会社指定の休日5日を付与。年間で取得できる休日は約145日となり平均すると毎週2.8日が休みとなっています。

<参考記事>
年間休日145日!?週休3日?これって本当?どういうこと?リクルートの統合後の休日について解説します
リクルート流、週休3日制ってナニ? 年間休日を145日に増やした狙いに迫る

ひとつ注意が必要なのは、休日が増えたからと言って社員の業務量が減ったわけではありません。これまで5日でやっていた業務を4日でやる必要があるため業務の効率性や生産性がより求められる傾向があります。年間の労働時間も変わっていませんので、平日の出社時は1時間程度勤務時間が延長されています。「はたらくときはとことん働いて、休む時は思いっきり休む」そんなリクルートの文化が表れている休日制度だと思います。

Pomto代表丸橋

当社が日々やり取りするリクルートの各事業領域の人事担当の方も、「その日はお休みいただいてます」というケースが当たり前になってきました。とはいえチームで業務に当たられているので、業務に支障をきたしているとは特に感じる事はありません。

リモートワークの導入

新型コロナの流行を経て、リクルートで一気に導入が進んだのがリモートワーク・在宅勤務です。事業領域や部署によって多少の差はありますが、新入社員研修もほぼ全てリモートでの実施となっています。クライアントとの商談は、クライアントが希望されれば直接訪問して商談を行う事ももちろんありますが、リモートでの商談・打合せの比率はかなり高くなってきています。

チームでのミーティングやグループ会などもオンラインでの実施が主流になってきていますが、資料を印刷するためにオフィスに顔を出したり、定期的なミーティングのみオフィス出社する等リモートワークと出社スタイルを上手くハイブリッドで組み合わせている印象を持ちます。

以前は原則対面で行っていた面接も現在は全てオンラインでの実施となっており、そのことからもリクルートのリモートワークへの取組が見て取れます。

Pomto代表丸橋

リクルート社員との定期的な打合せはこの1年で全てオンラインでのミーティングに置き換わりました。自宅からミーティングに参加されているケースがほとんどで、リクルートのリモートワーク導入が進んでいる印象を強く受けます。

 リクルートの社風について

リクルートは激務でブラックというイメージを持たれてしまうのはリクルートの社風が関係する部分が多いと思いますので、ここではリクルートの社風についてご紹介します。

社員の入れ替わりはやはり多い

リクルートの有価証券報告書を見ると、リクルートの平均勤続年数は6.2年、平均年齢は33.6歳となっています。創業60年を超え、グループ従業員3万人を抱える大企業としては、平均年齢の低さや勤続年数の短さはやはり大きな特徴です。

3年契約の契約社員という制度の影響はもちろん大きいですが、正社員も目的意識を持ってリクルートを利用する感覚で入社する社員が多く、自身の目的に近づく環境がリクルートの外にあれば積極的に転職や起業独立をしていきます。リクルートでは退職の事を「卒業」と呼びますが、目標に近づく為に卒業していく事を称賛する社風が根強く存在します。

Pomto代表丸橋

私が在籍していた時のリクルートは平均年齢が20代でしたので、この10年~15年の間に長期で在籍する社員の割合が一気に増えたとも言えます。当時は早期退職すると退職金が優遇される制度などもありましたが、それらは撤廃され、長く在籍したい人は長くいられるような風土が出来てきたのかもしれません。

若手社員に大きな裁量

若手に大きな裁量を与える事もリクルートの社風の大きな特徴です。リクルートには日本企業特有の「年功序列」の概念はありません。年齢や在籍年数での評価は一切なく、実力や成果で評価されます。ミッショングレード制度という評価制度を導入しており、与えられた役割(ミッション)の難易度と結果によって給与が決まる仕組みとなっています。年齢や年次に関係なく、その役割(ミッション)を担えると思われる人材に役割を与えますので、20代のマネージャーの下に40代のメンバーがいる組織なども当たり前のように存在します。

若手の新入社員が放置されて成長できないような企業も多い中で、リクルートの若手社員の扱いは独特だと言えるでしょう。

Pomto代表丸橋

リクルートに在籍していた10年間は、常に今の自分が背伸びして挑戦しないとクリアできないミッションが次から次へと振ってきました。入社当初は3年程度で辞めようと思っていましたが、飽きる暇も辞める暇もなく気が付けば10年在籍していました。

参考記事:新入社員の放置を引き起こす”10の要因”と具体的な対処法5選アーティエンス株式会社 コラムより)

お前はどうしたい?

リクルートの社風や文化を表す代名詞として、「お前はどうしたい?」ということばがあります。ショート動画やSNSでもネタにされる事が多いこの言葉ですが、リクルートが大切にする「圧倒的当事者意識」を養うためには非常に分かりやすいマネジメントスタイルだと思います。常に当事者として自分の考えを持ち、自分で意思決定を繰り返していく事でリクルートは起業家輩出企業として長らく君臨しているのではないかと思います。

リクルートの年収について

リクルートは激務だから、その分給料が高い。そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?そのイメージは正しい部分と間違っている部分があります。ここではリクルートの年収について解説していきます。

詳しくはリクルートの年収は?新卒と中途それぞれ解説!総合職と地域職の違いもの記事を読んでいただければと思います。

リクルートの平均年収は?

リクルートホールディングスの2022年3月決算の有価証券報告書によると、リクルートホールディングスの平均年収は約997万円と記載されています。一般的な大手企業や、同業他社と比較しても比較的高い給与水準である事は間違いありません。

しかしこれはあくまで全従業員の平均年収となりますので、「コーポレート職」や「テクノロジー職」等専門性の高いGE社員の年収が平均年収を押し上げているのが実態です。当社が転職をサポートする顧客接点職(SE社員・KS(旧CV社員)・GE社員)では初年度の提示年収は概ね下記のとおりです。

KS(旧CV社員):
 首都圏413万円
 関西圏/東海圏387万円
 その他地域359万円
SE社員:337万円~563万円 ※全国共通
GE社員:470万円~663万円
 ※全国共通

上記はあくまでも初年度の想定年収ですので、業績によるインセンティブや半期毎の査定により入社後上がっていきます。ただあくまでも筆者の予想ですが、SE社員では年収800万円程度、KS(旧CV)では3年目で550万円程度がMAXだと思われます。

リクルートのミッショングレード制度

リクルートへの転職相談をお受けしていると「リクルートは成果主義だからやったらやった分稼げる」というイメージをお持ちの方がいらっしゃいますがこれは間違いです。外資系生命保険会社の営業職や不動産仲介の営業職等、売上の〇%がインセンティブとして給与に反映するような仕事が世の中にはありますが、リクルートは先にもお伝えしたようにミッショングレード制度という給与制度を導入しています。

任せる役割の難易度に合わせて給与が決まるのがミッショングレード制度の特徴ですが、誰にどの役割を任せるか?については、成績だけでなく業務への取り組み姿勢や人間性も大きく影響します。目標達成のインセンティブはありますが、月間目標達成で数千円。四半期の目標達成でも数万円程度のインセンティブが中心となります。

リクルートで成果を出せばとにかく稼げる。というイメージは正しくありませんのでお間違えの無いようにご注意ください。

<参考記事>
リクルートに転職成功するノウハウ大公開!元リク面接官が中途採用の難易度/面接対策について徹底解説

リクルートの社風に向いてる人の特徴 3選

実際に300人以上のリクルートへの転職成功をサポートしてきた実績を基に、ここでは激務でブラックなイメージのあるリクルートの社風を楽しめる方の特徴をお伝えします。

【特徴1】「目的意識」のある人

「リクルートに入社する事」や「リクルートに長くいる事」を目的に入社する人は正直活躍できませんし、面接時点でふるいにかけられてしまいます。将来の目標や目的が明確にあって、そのためにリクルートでの難易度の高い目標や非常に多い業務量に対して主体的に取り組む。またひとつひとつの業務に対しても「何のためにこの目標を達成するのか?」「何のためにこの業務をしているのか?」を常に自分で意味づけし、目的意識を持って取り組む事もリクルートで活躍する方の特徴と言えます。結果的に、将来独立を目指している方や将来家業を継いで経営者になる予定の方も多く在籍しています。

【特徴2】自分の成長の為の苦労を楽しめる人

リクルートに転職するほぼ全ての方が営業成績的に思ったような結果が出ない壁にぶち当たります。そのうまくいかない現状をいかに楽しめるか?がリクルートで活躍するカギになります。毎日届く日報で下の方にいる自分を見て、自分を奮い立たせることが出来るか。成長のチャンスだと捉えて前向きに動けるかどうか。が問われます。

これは完全に筆者の主観ですが、リクルートで活躍する人、上にいる人ほど「M気質」が強いように感じます。上手くできない事が楽しくて仕方ない、つらい状態に追い込まれた自分にワクワクする。そんな気質をお持ちの方はリクルートに向いています。

【特徴3】社会的な影響力のある仕事に挑戦したい人

リクルートが提供するサービスは、ほぼ全ての領域で業界No1のサービスです。求人広告の「タウンワーク」「リクナビ」「リクナビNEXT」「Indeed」をはじめ、ブライダル情報の「ゼクシィ」、住宅情報の「SUUMO」、美容情報の「HotPepperBeauty」、グルメ情報の「HotPepperグルメ」、旅行情報の「じゃらん」などなど。業界No1サービスという事は、その業界に対して極めて大きな影響力」を有しています。自分がクライアントに仕掛けた企画が成果を上げ、全国的に広がり業界のスタンダードになる。なんてことも少なくありません。

<参考記事>
リクルートに転職して後悔する人ってどんなひと?後悔する人の共通点を詳しく解説!!

リクルート退職者・卒業者の主な理由

次にリクルートを早期で退職していく人がどのような理由で実際に退職していくのかをお伝えします。筆者自身10年間リクルートに在籍してマネージャーとして多くの退職者と接してきましたが、下記3つのパターンに分類されます。

【理由1】どうしても社風が合わない

リクルートには目的意識を持った成長意欲の高い人材が多く集まっており、比較的「自己主張」の強い人間が多いとも言えます。リクルートのマネジメントでは「お前はどうしたい?」と尋ねるというのが有名ですが、主体的に自分の意志を持って行動できる人材でなければはっきり言ってリクルートに在籍するのは苦痛とも言えます。また、どちらかと言えばコミュニケーション力に長けた明るい人間が多い事もあり、人づきあいが苦手な方や自分をアピールする事が苦手な方は居心地の悪さを感じる事もあるようです。

【理由2】成果のプレッシャーに耐えられない

リクルートの面接を突破してくるような方の多くは学生時代や前職時代にそれなりの成果を上げている成功体験があります。そのプライドや自信ができない自分を勝手に追い詰めていくパターンが多く見られます。

上手くいかない現状が受け入れられない。そんな理由から退職に至る方も多いです。はっきり言って、ほとんどの方が入社数年内に壁にぶち当たります。その時、上手くいかない現状を受け入れ、自分の実力不足を認め、そこからもう一度這い上がれるか。その粘り強さがリクルートでは問われます。

【理由3】よりキャリアアップできる環境が見つかった

リクルートは「目的意識」を持ってリクルートを利用してやろうというマインドの社員が多いです。その「目的」により近づく環境が社外に見つかれば積極的に転職していきます。営業として担当しているクライアントに引き抜かれて辞めていくというケースも非常に多いです。独立起業する方も多く、転職では、スタートアップ企業や楽天、Yahoo!、サイバーエージェント、LINE、SoftBank等への転職者が多い事も知られています。

リクルートへの転職を考えているならPomtoに無料相談

リクルートは激務でブラックか?というテーマで、リクルートのリアルな実態をご紹介してきました。冒頭でリクルートはブラック企業ではない。とは書きましたが、やはり仕事はハードで成長意欲の高い方でなければフィットしにくい環境であることは確かです。

そのためリクルート中途採用の面接でリクルートで営業職として成長して行く本気度や将来何を目指しているのか、過去から遡ってしんどい環境に対してどのような行動をとってきたのかなどかなり人間性を問う面接が実施されます。

私たちPomtoポント㈱は、20代リクルートへの転職支援実績で全国トップクラスを誇る転職エージェントです。特にリクルート中途採用向けの面接対策では定評があり、通過率の高さからリクルート人事から事前面接対策の内容に対してヒアリングが入る事も一度や二度ではありません。

全てのキャリアアドバイザーがリクルート出身のアドバイザーで構成されており、元社員だからこそわかる実情や、年間100名近い方のリクルートへの転職成功をサポートしてきたノウハウを駆使しながら転職サポートを行っています。

応募するかどうかもまだ決めていないという方でもお気軽に無料転職相談をお申込みください。

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この記事を書いた人

10年間のリクルート在籍中に約3000名の方の面接を担当。
リクルートの面接の特徴や求める人物像を熟知し面接対策を実施しています。
リクルート各領域の人事との太いパイプを活かした様々な交渉も行います。

☆キャリアコンサルタント国家資格保有
☆GCDF-JAPAN公認キャリアコンサルタント

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