リクルートの志望動機でおさえておくべきポイントとは?例文も紹介!

リクルートの志望動機をどのように答えたらいいか悩んでいる人もいるのではないでしょうか?

リクルートは志望動機からも、「活躍できる人材か?」「定着できる人材か?」を見極めます。そのため「なぜそう思うの?」「具体的には?」と深堀して質問をしてくるでしょう。

志望動機を話すときには、ぶれない軸を持って自分の言葉で伝えることが大切です。

私はリクルートに10年間在籍し、3000人以上の中途採用の面接をしてきました。そのなかで、志望動機をしっかりと伝えられず残念な結果になってしまった就活生を多く見てきました。志望動機の対策はリクルートに就職したい人にとっては重要と言えます。

そこでこの記事では転職エージェントとして300名を超える方をリクルートへの転職成功に導いた経験を元に、「リクルートの志望動機」を考えるにあたって、これだけは絶対に押さえて欲しいポイントを解説します。

この記事を読めば、リクルートの志望動機を深掘りして聞かれても自信を持って話せるようになるでしょう。

(↓面接対策に関するYouTube動画もあります!)

目次

リクルートの志望動機で押さえるべきポイント

リクルートの志望動機を考える際、押さえるべきポイントを3つ紹介します。

  1. リクルートの志望動機は自分の経験と紐づけて答える
  2. リクルートの志望動機は自分の言葉に置き換えて話す
  3. リクルートの志望動機は「知・情・意」に繋げて伝える

それぞれ具体的にみていきましょう。

リクルートの志望動機は自分の経験と紐づけて答える

リクルートの志望動機は自分の経験と紐づけて答えることが大切です。リクルートの面接では、一方的に志望動機を話すのではなく、コミュニケーションの中で過去から遡って質問を受けます。

志望動機を答えたあとにも「なぜそう思うの?」「具体的には?」など、次々と質問されるでしょう。そのため、大切になるのは、自分の経験と紐づけた志望動機を「過去、現在、未来」と一貫性を持って回答をすることです。

どんどん質問を重ねられると、一貫性がなくなる人もいるでしょう。こてさきだけの話しではなくて、過去の経験やエピソードを洗い出し、自分ごとに落とし込みましょう。

リクルートの志望動機は自分の言葉に置き換えて話す

リクルートの志望動機は自分の言葉に置き換えて話すこと、つまり言語化が大事になってきます。例えば「成長したい」や「無形商材の営業がしたい」のような志望動機があったとします。

どちらもそれっぽくてカッコいい言葉ですが、抽象的な回答であり言語化はできていません。

言語化とは「なぜ無形商材の営業がしたいか」の理由を自分の経験やエピソードに当てはめて自分の言葉で説明することです。

志望動機を深堀してさらに質問されたときのために、自分の経験と紐づけた上で、自分の言葉に置き換えて話せるように準備をしましょう。

リクルートの志望動機は「知・情・意」に繋げて伝える

リクルートの志望動機を言語化するときのポイントは、自分の経験や生い立ちに紐づけて「知(ち)・情(じょう)・意(い)」を伝えることです。

「知」では自分の考え方や知識を話します。例えば、自分がしてきた経験や、育ってきた環境から「自分はこんな考え方をしている」や「こんな知識がついた」などを話しましょう。

「情」では自分の感情を伝えましょう。過去の経験やエピソードを元に「めちゃめちゃ嬉しかった」や「すごく感動した」などの感情を話します。

「意」では自分の意思を話します。

考え方や感情から、「自分はもっとこうなりたい」「もっとこうしたい」と意思を伝えましょう。

リクルートの志望動機の例

それではリクルートの志望動機の例を紹介します。

  1. 自分の経験と紐づける
  2. 自分の言葉に置き換える
  3. 「知・情・意」に繋げる

の3つを意識した例文になっています。

リクルートに入って無形商材の営業職をしたい

「私はアパレル業界で3年働いてきました。そのなかでお客様に合わせた提案をしてきた自負はありますが、どれだけ提案し販売しても買っていただく商品自体は決まったものになります。私ではなく他の人が売ってもお客様に届く商品は同じです。(知)それに対してすごく虚しいなと思った時期がありました。(情)誰が売っても同じ商品を頑張って売るのではなく、自分だからこそできる提案や、自分が関わったからこそ提供できるサービスをお客様に届けたいという想いが強くなり、無形商材の営業職を希望しました(意)」

リクルートに入って成長したい

「私は3年間アパレル業界で働いてきたため、販売の経験しかありません。そのなかでお客様とコミュニケーションをとって関係を作る経験をたくさんしてきました。しかし、店頭販売のため商品に興味のあるお客様しか対応したことがありません。(知)それだと自分の価値を高めていけないと思い(情)、自社の商品に興味を持っていないお客様に対しても、どうやって興味を持ってもらうのか、どのように購入に繋げていくのかという、よりハードルの高い仕事にチャレンジしてみたいという気持ちが強くなりました。自分の足でお客様の元に行き、興味のない状態から売上を作っていく、そんな力が自分には必要だと思い(意)リクルートの営業職で成長していきたいと思い希望しました。」

ちなみに、【面接対策】リクルート美容領域・飲食領域の面接で言ってはいけないNG志望動機5選では「絶対に落ちる志望動機」について解説しているので、合わせて読んでみてください。

志望動機を言語化できればリクルートの求める人物像だとアピールできる

志望動機を言語化することによってリクルートが求める人物像であるとアピールできるでしょう。

例えばリクルートが求める人物像のなかには

  • 当事者意識を高く仕事に向き合える人
  • 物事を論理的に思考できる人
  • 粘り強く解決策を遂行できる人
  • 自分の意思がある人

というものがあります。

言語化することによって、自分軸の話しになり当事者意識を持っていることや、自分の意思があることを伝えられます。また「知・情・意」の順番に伝えることができれば、論理的思考や解決策を持って遂行できることもアピールできるでしょう。

リクルートの志望動機は深堀りした質問に答えられるようにしよう

リクルートの志望動機を伝えると、「なぜそう思った?」「具体的に?」と次々と質問がきます。そのときに、ぶれない軸をもってきちんと言語化できるようにすることが大切です。

この記事を読んで、志望動機をうまく伝えられず悔しい思いをする人が1人でも少なくなれば嬉しく思います。

また実際に理解はできても、自分の経験やエピソードを洗い出し紐づける作業はなかなか大変です。そんなときは、ぜひ一度私たちPomto(株)にご相談ください。

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この記事を書いた人

10年間のリクルート在籍中に約3000名の方の面接を担当。
リクルートの面接の特徴や求める人物像を熟知し面接対策を実施しています。
リクルート各領域の人事との太いパイプを活かした様々な交渉も行います。

☆キャリアコンサルタント国家資格保有
☆GCDF-JAPAN公認キャリアコンサルタント

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