リクルート 転職難易度/面接対策のポイントを雇用形態別に元リク面接官が徹底解説!

リクルートの中途採用は非常に複雑で、ローキャリアの第二新卒層をメインターゲットにする比較的難易度の低い求人から、高学歴・超ハイキャリア人材をターゲットにする難易度の高い求人まで様々な顔を持ちます。

この記事ではリクルートに10年在籍し、面接官として3000名以上の中途採用面接を実施し、転職エージェントとしても300名を超える方をリクルートへの転職成功に導いてきたエージェントがリクルートの中途採用のリアルな実態、難易度や面接対策のポイント、最新の募集状況までを徹底解説します。

リクルートへの転職をご検討されている方に少しでも有益な情報をご提供できればと思いますので、是非参考にしていただければ幸いです。

目次

リクルートの転職難易度は?求人ごとに解説!

最初にお伝えした通り、リクルートの中途採用はローキャリアの第二新卒層をメインターゲットにする比較的難易度の低い求人から、高学歴・超ハイキャリア人材をターゲットにする求人まで様々な顔を持ちます。それを一括りにして難易度を語る事は正直あまり意味がありません。もちろん転職を希望される方の経験値にもよりますが、一般的に難易度が高いと言われる求人もあれば、難易度が低い求人も混在しているのがリクルートの中途採用の大きな特徴です。

リクルートのSE社員って何?元リク面接官がSE社員の選考難易度/年収/面接対策のポイントまで転職成功のコツをまとめて解説!! の記事でも詳しく触れていますが、リクルートには役割や目的に即した多様な雇用形態が存在します。ここでは、総合職として多様な可能性を持つGE社員、地域限定・職種限定(顧客接点)で働くSE社員、3年間限定で経験を積む契約社員雇用のKS社員(旧CV)の3つに分けて、それぞれの難易度を解説していきます。

GE社員:総合職

コーポレート系の管理部門やシステム開発を行うエンジニア、商品企画、事業企画、マーケティング系職種など専門的な役割を担う職種、顧客接点職=営業職のマネージャー以上の役職者が中心の雇用形態であり、転職難易度は非常に高いです。転職者の多くが、超有名企業やメガベンチャー、成長中のスタートアップ等で専門性や難易度の高い実務経験を持ち合わせた方が採用対象となります。

SE社員:地域限定正社員(顧客接点職)

主に各事業の顧客接点を担う営業組織で募集されています。各事業領域の法人向け営業職がメインですが、HRエージェント領域のキャリアアドバイザー職のような対個人の職種、住宅領域のクライアントサポート(渉外職)など、営業職以外の職種も一部あります。地域ブロック単位での採用となり、ブロック外への異動や異なる職種への異動は原則行われません。法人向け営業経験を数年以上経験した人を対象にする求人もあれば、営業未経験から営業職にチャレンジしたい未経験層をメインターゲットにする求人まで、正直難易度は様々です。

※事業領域毎の詳しい難易度はリクルートのSE社員って何?元リク面接官がSE社員の選考難易度/年収/面接対策のポイントまで転職成功のコツをまとめて解説!!の記事でも詳しく解説していますので併せてご覧ください。

KS(旧CV):3年間限定の契約社員

全国美容領域(ホットペッパービューティ)の営業職、東京・大阪の飲食領域(ホットペッパーグルメ)の営業職のみで募集している雇用形態です。3年間(最長3年半)の期限を設け、学歴・職務経歴不問で営業職としてのキャリアを積むことが出来ます。転職者の約80%が営業未経験からの入社で、販売職やウエディングプランナー、接客サービス業、事務職、製造、エンジニア、フリーランス、スポーツ選手など様々な前職の方が採用されています。

※詳しくは、リクルートの3年限定契約社員(旧CV職)ってなに?リアルな評判から面接対策までよくある疑問をまとめて解説!! でお伝えしていますので併せてご覧ください。

【元リク面接官直伝】リクルートに転職成功するコツ

リクルートへの転職を成功させるうえで重要なポイントは「情報」と「面接対策」です。今現在どの事業領域でどのような求人がどの地域で積極的に募集されているのか?それぞれの求人がどのような人材を求めているのか?応募する求人がどのような選考フローで進むのか?そもそも今の自分が採用される可能性のある求人はどの求人なのか?など、リクルートの中途採用のリアルタイムの「情報」を知る事で、転職成功率はグッと上がります。

また、リクルートの中途採用面接は人柄や人間性を重視する傾向が強く、中途採用面接では事業領域や職種により多少の違いはありますが幼少期から現在に至るまでの過去の人生を深く深く訪ねていく中で人物を見極め、思い描いているビジョンを確認する事でリクルートに入社する事がその人の人生にとってベストかどうかを探るスタイルをとっています。

その為、一般的な「転職理由」や「志望動機」を表面的に準備するだけでは完全に不十分で、何の対策もせずに面接に挑むと痛い目を見てしまう事も多いです。その質問の意図は何なのか?どのような回答を好む傾向があるのか?など、リクルートの面接に深い理解を持ったエージェントにサポートしてもらう事で合格率は大きく変わります。

本ブログを運営するPomto㈱では、過去リクルートに在籍し面接官として面接を経験してきた代表丸橋をはじめ、過去リクルートに在籍していたアドバイザーのみが転職サポートを行います。またこれまで300人以上のリクルートへの転職成功をサポートして中で積み上げてきた面接対策ノウハウや実際に聞かれた質問のデータベース、NGとなった理由をもとに、リクルートの面接に特化した徹底した事前対策を行いますので、もし少しでも合格率を上げたいという方はお気軽にご相談ください。

リクルートが転職市場で人気の3つの理由

【理由①】ベンチャーマインドと大手企業の安定感が融合する稀有な企業文化

リクルートは1960年に「大学新聞専門の広告代理店」として創業されました。創業から60年以上が経過し、グループ年商は3兆円を超える日本を代表する企業にまで成長しましたが、次々と新しい事業を生み出し猛スピードで変化を繰り返しながら成長するベンチャーマインドは衰えることがありません。

年次に関係なく若い人材に大きな裁量権を与え、常にチャレンジし続けるベンチャーマインドを色濃く残しながら、大手企業としての資金力や安定感を併せ持つ非常に特殊な企業だと言えます。

結果的に、起業志向・独立志向の強い人材から、ある程度安定した環境で自身の成長を楽しみたい人材迄、幅広い志向性を持つ成長意欲の高い人材が集まる会社となっており、リクルートに集まる人材の魅力は転職市場でも大きな魅力となっています。

【理由②】社会的に大きな影響力を持つ馴染みのあるサービス

リクルートといえばリクナビ・リクナビNEXT・タウンワーク・リクルートエージェント・リクルートスタッフィング等の人材サービスのイメージが強いですが、HotPepperBeauty、HotPepperグルメ、住宅情報のSUUMO、結婚情報のゼクシィ、旅行情報のじゃらん、スタディサプリ、Airレジ、AirWork、Indeed等非常に多様な事業を展開しています。

この記事を見ている方の中で、上記リクルートのサービスひとつも知らない、どれも使ったことが無いという方はいらっしゃらないのではないでしょうか?それくらい、リクルートの各サービスは多くの人々の日常生活の中に入りこんでいます。実際にほとんどのサービスが業界No1のサービスとして圧倒的なポジションに君臨しており、業界の中でも大きな影響力を持っているサービスがほとんどです。

消費者からの圧倒的な認知があり、各業界の多くの企業との接点を持つリクルートという存在は、実は業界そのものを変化させる影響力を持っています。ほんの一例ですが、HotPepperグルメのイチ営業が発案した「女子会」という企画が全国的に普及して社会的なスタンダードになったり、HotPepperBeautyが仕掛けた即時予約システムが美容室予約の概念を大きく変えたり、不動産業界の古い体質の改革に着手しているSUUMO、求人広告業界の大変革をもくろんでいる中途採用領域、など、業界の次の当たり前を現場から生み出していく喜びやワクワクはリクルートならではの魅力だと思います。

【理由③】多くの起業家を生み出す人材育成環境

リクルートは「人材輩出企業」としても有名です。独立起業してビジネスを成功させた方、有名大手企業やスタートアップに転職して取締役や役員などの重責を担っている方などビジネス業界での活躍はもちろん、政治家として活躍する方、教育業界の変革に挑む藤原 和博さん等も有名です。また最近ではプロスポーツの世界でもリクルート出身者が目立ち始めており、Jリーグの2代目チェアマンとしてJリーグの収益構造を変革した村井満さん、プロ野球球団の楽天イーグルスの元代表取締役 島田亮さんなど幅広い業界で「元リクルート」の肩書を持つ方が活躍されています。

なぜリクルートがそのような人材を多数輩出できるのか?そもそも独立志向の高い人材が集まっているなど様々な要因が挙げられますが、最も大きな要因はリクルートの人材育成環境にあると考えます。

リクルートは自社社員に対して求める事を人材マネジメントポリシーとして言語化しており、その中で最も重視されるのが「圧倒的当事者意識」です。自身の関わる事業や目の前の仕事、サービスを提供するクライアントに対して、当事者として関わる事を求めます。クライアントの事業を成長させるために、クライアント以上に本気になって考える。自身に与えられた目標に対して目標達成できなければ会社が潰れる位の覚悟で目標達成にこだわる。創業者の江副氏が創業時に掲げた「社員皆経営者主義」という社員一人一人が経営者であるという覚悟で仕事に関わる文化がいまだに深く根付いているといえます。

そんなリクルート特有の経営者視点を育てるマネジメント文化に加えて、サービスを提供する企業と利用する個人の間に入ってマッチングを行うというリクルートの事業の立ち位置がビジネススキルを高める事に非常に役立ちます。サービスを提供する企業が何を考えて何を目指しているのか?サービスを利用する個人・消費者が何を求めているのか?そこにどのようなギャップが発生しているのか?第三者の立場で俯瞰的にお互いのギャップを見極めクライアントに解決策を提案していくなかで、営業スキル、プレゼンテーションスキル、マーケティングスキル、構造化スキル、周囲を巻き込む力などビジネスに於いて極めて重要なスキルが高いレベルで身に着きます。

リクルート中途採用の全体像

何度もお伝えしているように、リクルートの中途採用は雇用形態や事業領域、募集ポジション等によって大きく転職難易度は異なります。まずはリクルート中途採用の全体像をご理解いただいたうえで、ご自身がどのような職種・ポジションでリクルートへの転職を希望するのか検討してください。

リクルート中途採用 3つのカテゴリ

リクルートでは常に100を超えるポジションで中途採用を行っていますが、募集職種は大きなカテゴリとして下記3種類に分類されます。

◆コーポレート職

☑経営企画(経営企画/企画統括/研究調査etc)
☑ファイナンス(経理/財務/IR等)
☑リスクマネジメント(法務/内部監査/情報セキュリティetc)
☑人事総務(採用/人事制度企画/人材開発/労務/総務etc)
等のリクルートグループ全体の管理を担うバックオフィス部門。

中途採用では主に各業務の実務経験を高いレベルで有するスペシャリストの採用が中心となります。

◆テクノロジー職

☑プロダクト開発ディレクション
☑プロダクト開発エンジニア(フロントエンジニア/サーバーサイドエンジニア/アプリエンジニア・セキュリティエンジニアetc)
☑社内DX推進(インフラエンジニア/ネットワークエンジニア/業務設計etc)
☑データ(データサイエンティスト/データアナリスト/R&D etc)
等のIT化・DX化を推進するリクルートのシステムを担うエンジニア職。

中途採用では大手システム開発会社や、メガベンチャー、急成長のスタートアップ等でエンジニアとして高いレベルで実務をこなしていた方が採用の中心となります。

◆ビジネス職

☑ビジネスディベロップメント(投資/M&A/事業開発/営業企画etc)
☑マーケティング(WEB広告/ADテクノロジー/SEO/マスPR/WEBマーケティングetc)
☑プロダクトグロース(ディレクター/プロデューサー/グロースハックetc)
☑顧客接点(営業/アドバイザー/カスタマーサクセスetc)

ビジネス職の中でも上3つに関してはやはり高いレベルでの実務経験を持つ方が採用対象となりますが、顧客接点に関しては事業領域や募集職種によって採用ターゲットは幅広く設定されており、営業未経験の方や高卒の方にもチャンスがあります。

恐らく、転職サイトや求人広告で見かける求人のほとんどはビジネス職の顧客接点カテゴリの求人がほとんどかと思います。顧客接点以外の求人はその多くがGE社員としての募集となり初年度年収も600~1500万円と非常に高く設定されています。つまり転職難易度は極めて高くなります。

一方でビジネス職の顧客接点に関しては、それぞれの事業領域の特性や営業スタイル、業務の難易度に応じてGE社員・SE社員・KS(旧CV)社員と多様な雇用形態が用意され、幅広い層を採用ターゲットに設定されています。またこの顧客接点の中途採用求人だけでも地域や事業領域毎で100ポジション以上の求人が常時募集されており、年間の中途採用人数はTOTAL2000人以上となっています。

※私たちPomto㈱はこの、リクルート「顧客接点」ポジションでの転職成功に特化した転職支援を行っています。

リクルートの求める人物像

リクルートが求める人物像としては、雇用形態や職種に関わらず全体に共通して求められるポイントと、事業領域や職種によって異なるポイントがあります。コーポレート職やテクノロジー職ではやはり業務に対する専門性や実務経験が採用合否の大きなウェイトを占めますので、ここでは、ビジネス職(特に顧客接点)の中途採用に於いて共通する求める人物像についてお伝えします。

大前提として「ポータブルスキルが高いこと」は必須ですが、その中でも特にリクルートが求める人物像は以下です。

  • 当事者意識高く仕事に向き合える方
  • 物事を論理的に思考できる方
  • 明るく気持ちの良いコミュニケーションが取れる方
  • 継続的に行動できる方
  • 素直で誠実な方
  • 粘り強く解決策を遂行できる方
  • 成長意欲が高く、自身のなりたい姿が明確な方
  • 環境や他人のせいにせず、自責性高く現実を受け入れられる方
  • 客観的に自らを捉えるメタ認知力の高い方
  • 協調性高く周囲と共働できる方
  • 自分の意志がある方 etc

上記を見ればリクルートがどのような人材を求めているのかのおおよその輪郭が見えてくると思います。もちろんすべてを高いレベルで満たしている方ばかりではなく、また事業領域によっても多少の差はありますが、上記のような要素は入社後も高いレベルで求められる事になりますので、成長環境を求めている方や上昇志向の高い方には向いていると言えますし、逆に楽な仕事を求めている方や、仕事よりも私生活を優先させたい方にはつらい環境と言えるかもしれません。

参考記事:ポータブルスキルとは?必要な理由やスキル一覧、鍛え方を解説

リクルート中途採用の採用対象年齢

顧客接点職の中途採用に限って言えば、採用される方の年齢は24歳~28歳がボリュームゾーンです。もちろん30歳を超えた方が中途採用で入社されるケースもありますが、年齢相応の経験値が求められますので年齢とともに採用難易度はやや高くなると言えます。

リクルートの営業組織は若い人材に裁量を与えて成長を促す文化がありますので、マネージャーや部長の年齢も比較的若いです。私自身もリクルート在籍時は27歳でマネージャーになり責任ある仕事を任せていただきました。30代前半で営業部長や役員を務めるようなケースも珍しくありません。

当社で支援させていただきリクルートに入社された方の年齢を紹介している動画も参考にされてください。

リクルート中途採用の平均年収

リクルートは比較的給与水準の高い会社として認知されています。実際にリクルートホールディングスの2022年3月決算の有価証券報告書によると、リクルートホールディングスの平均年収は約997万円と記載されています。

しかしこれはあくまで全従業員の平均年収となりますので、先ほど紹介した「コーポレート職」や「テクノロジー職」等専門性の高いGE社員の年収が平均年収を押し上げているのが実態です。

当社が転職をサポートする顧客接点職(SE社員・KS(旧CV社員)・GE社員)では初年度の提示年収は概ね下記のとおりです。

KS(旧CV社員):
 首都圏413万円
 関西圏/東海圏387万円
 その他地域359万円
SE社員:337万円~563万円 ※全国共通
GE社員:470万円~663万円
 ※全国共通

上記はあくまでも初年度の想定年収ですので、業績によるインセンティブや半期毎の査定により入社後上がっていきます。ただあくまでも筆者の予想ですが、SE社員では年収800万円程度、KS(旧CV)では3年目で550万円程度がMAXだと思われます。

◆元リク面接官がSE社員の選考難易度/年収/面接対策のポイントまで転職成功のコツをまとめて解説!!
◆リクルートの3年限定契約社員(旧CV職)ってなに?よくある疑問をまとめて解説!!

事業領域主なサービス募集職種(雇用形態)初年度想定年収
飲食領域☑HotPepperグルメ
☑Airシリーズ(SaaS)
①企画営業職(SE)
②企画営業職(CV)※東京/大阪のみ
①400~462万円
②413万円/384万円
美容領域☑HotPepperBeauty①企画営業職(CV)首都圏413万円
関西東海384万円
その他地域359万円
旅行領域☑じゃらん/じゃらんnet
etc
①企画営業職(SE)①400~462万円
新卒採用領域☑リクナビ①リクルーティングアドバイザー(SE)
②メディア営業(SE)
③マーケット共創部メディア営業(SE)
④大学渉外(SE)
etc
①400万円~
②421万円~
③462~563万円~
④400万円~
中途採用領域☑TownWork
☑リクナビNEXT
☑AirWork
☑Indeed
etc
①フィールドセールス(SE)
②インサイドセールス(SE)
③カスタマーサクセス(SE)
①②③400~421万円
HRエージェント領域☑リクルートエージェント
☑リクルート
 ダイレクトスカウト
①顧客接点職(SE )
 RA:リクルーティングアドバイザー
 CA:キャリアアドバイザー
 ※配属決定は承諾後
②ダイレクトスカウト営業(SE)
①②462~563万円
住宅領域☑SUUMO
etc
①ソリューション営業(GE)
②ソリューション営業(SE)
③クライアントサクセス(SE)
①470~663万円
②400~563万円
③337万円
マリッジ&
ファミリー領域
☑ゼクシィ
etc
①ゼクシィ営業(GE)
②ゼクシィ営業(SE)
①495~603万円
②421~513万円
まなび教育支援領域☑スタディサプリ
etc
①スタディサプリ営業(GE)
②スタディサプリ営業(SE)
①603~663万
②421~513万円
自動車領域☑カーセンサー①カーセンサー営業(GE)①736~957万
SaaS領域☑Airビジネスツールズ①アライアンス(GE)
②オープンポジション(SE)
①544~1048万円
②462~625万円

リクルート中途採用の面接対策

この記事の冒頭に、リクルートへの転職成功を実現するポイントは「情報」と「面接対策」とお伝えしました。ここまでは主にリクルート中途採用の「情報」について触れてきましたが、ここからは「面接対策」について解説していきます。

リクルート中途採用面接で面接官が見極めるポイント

リクルートの中途採用面接では、過去・現在・未来を過去から遡ってじっくり意思決定や決断の背景などを聞いていく中でその人が大切にする価値観を探っていったり、これでもかと思うほど「なぜそう思うの?」「具体的にどういうこと?」といった深堀質問をされたりというのが有名ですが、実は面接官が見極めるポイントは下記2点に集約されます。

①リクルートで活躍できる人材かどうか
②リクルートに定着できる人材かどうか

①②それぞれを面接でどう見極めているのかを、リクルート在籍時に3000名以上の面接を行ってきた筆者の実体験に基づいて解説します。

①リクルートで活躍できる人材かどうか?

雇用形態や事業領域によって求めるレベルは様々ですが、採用対象となる職種で活躍できるだけの「スキル(能力)」・「スタンス(志向性)」を持ち合わせているのかを面接で見極めていきます。

「スキル(能力)」を見極める為に、
・会話を通して基本的なコミュニケーション力を確認
・質問に対する回答を通して最低限の論理性の確認
・前職や過去の実績/成果とその理由から成果の再現性の確認
etc


「スタンス(志向性)」を見極める為に、
・過去の意思決定の傾向から価値観の大枠を確認
・前職での仕事への向き合い方やエピソードから仕事に求める事を確認
・これまでの努力体験や挫折体験から視野の高さや粘り強さを確認
etc

を面接の中では確認しています。
※詳しい質問例等は次のパートでお伝えしていきます。

②リクルートに定着する人材かどうか?

採用した人材がミスマッチとなり早期退職してしまう事は会社と個人双方にとって決して良い事ではありません。早期退職を避けるために、リクルートの文化や社風にフィットするかどうか?本人が転職先に求めている事がリクルートにマッチしているかどうか?も面接の中で見極めていきます。

具体的には、
・過去/現在/未来の意思決定・ビジョンの一貫性
・転職理由や志望理由の妥当性
・営業職として成長したいという本気度/覚悟
・辛くても頑張れるという根拠/理由
etc
上記のようなポイントで定着性を見極めていきます。

リクルート中途採用面接でよくある質問例

ここからはリクルートの面接ではどのような事が聞かれるのか?具体的な質問例を挙げながら解説していきます。

①リクルートで活躍できる人材か?を見極める質問例

・前職での成果や実績を教えてください
・前職で最も頑張った取組を教えてください
・その成果が出たのはどのような要因が考えられますか?
・一番うまくいかなかった事を教えてください
・それをどのようにして乗り越えましたか?
・そのように考えた理由は何ですか?
・具体的にそれを表すエピソードはありますか?
・こうしなかった理由はなんですか?
・このような状況に直面した時どのように考えますか?
etc
これまでの仕事や学生時代の取組に対して、どのような思考でどう行動してきたか?を深く深く訪ねていく事で、リクルートで成果を再現できるのかどうかを確認していきます。また、それはなぜ?具体的に?を繰り返して聞いていく事で、論理性の有無も同時に確認しています。

リクルートに定着する人材かどうか?を見極める質問例

・学生時代は何をして過ごしましたか?
・その活動に取り組んだ理由は何ですか?
・辞めようと思わなかったですか?
・就職活動ではどのような軸で企業選びを行いましたか?それはなぜですか?
・その会社を就職先に選んだ理由は何ですか?
・転職を考えている理由は何ですか?
・次の仕事を探す軸は何ですか?なぜその軸なのですか?
・なぜリクルートに興味を持ちましたか?
・○○でもいいと思いますが、なぜそうしないのですか?
・リクルートでどのような経験を積みたいですか?
・リクルートでどのような能力を身に着けたいですか?
・それは何の為ですか?
・将来目指している事があれば教えてください
・それはなぜですか?いつ何をきっかけにそう思うようになりましたか?
etc
過去から現在に至るまでの「生き方」を深く聞いていく事で、どのような意思決定をしてきたのか?その背景は何か?何を大切にしてきたのか?というベースとなる価値観を探ります。そのうえで、なぜ転職?なぜリクルート?何を目指している?という未来のビジョンを確認する事で、リクルートに転職する事でその方の人生がより目指している方向に近づくのか?という視点でジャッジしていきます。

リクルート中途採用 面接対策のポイント

リクルートの中途採用面接では、一方的に自己PRや志望動機を話すのではなくコミュニケーションの中で過去から遡って質問を重ねながら人物を見極めていくスタイルとなっています。その為、上手く話す・かっこよく話すといった表面的な内容ではなく、「過去・現在・未来」をしっかり一貫性を持って「軸」を明確にして話していく必要があります。

また面接では、「なぜそう思うのか?」「なぜそう考えるのか?」「なぜこうしなかったのか?」など、「なぜ?」を問う質問や、「具体的にはどういうことか?」「例えばどんな事か?」など具体性を問う質問が重ねて浴びせられます。

表面的な受け答えの準備だけでは全く役に立ちませんので、本番を想定した模擬面接を重点的に行う事で、なぜ?具体的に?に対する自分の答えを準備していく事が必要となります。

当社はリクルートの中途採用面接に特化した面接対策を実施しておりますのでご興味ある方は是非ご相談ください。

<参考>
【面接対策】リクルートの面接受けるなら必須!!具体的に話す。の具体的な処方箋

リクルート中途採用 選考フロー

ここではリクルート中途採用の選考フローについてご紹介します。

応募→書類選考・SPI→面接2回→内定という流れがほとんどの求人の選考フローとなります。しかし、中途採用領域の1DAY選考,飲食料期/旅行領域の0.5次面接など、事業領域によって多少イレギュラーな選考フローがございますのでご注意ください。

選考においては書類選考よりも面接が非常に重視されますが、各領域や募集職種によって面接のスタイルや面接で見極めるポイントなどは多少違いがありますので、詳しく知りたい方がPomto㈱の無料転職相談にお申し込みください。

リクルートへの転職成功率を高めるならPomto㈱へ

ここまでリクルートへの転職に関しての基本的な情報をお伝えしてきました。少しづつリクルートの中途採用への理解が深まってきたのではないでしょうか?

はっきり言ってリクルートの中途採用は領域や職種、雇用形態によって転職難易度に大きな差があります。自分はどのポジションなら受かる可能性があるのか?自分が求めている経験が積めるのはどのポジションなのか?など、求人サイトを見ているだけでは分からない事も多いと思います。そんなリクルートへの転職に不安や疑問がある方は是非リクルート転職白書を運営するPomtoポント㈱にご相談ください。

私たちPomtoポント㈱は、20代リクルートへの転職支援実績で全国トップクラスを誇る転職エージェントです。特にリクルートSE社員・KS(旧CV社員)の中途採用向けの面接対策では定評があり、通過率の高さからリクルート人事から事前面接対策の内容に対してヒアリングが入る事も一度や二度ではありません。

全てのキャリアアドバイザーがリクルート出身のアドバイザーで構成されており、元社員だからこそわかる実情や、年間100名近い方のリクルートへの転職成功をサポートしてきたノウハウを駆使しながら転職サポートを行っています。

応募するかどうかもまだ決めていないという方でもお気軽に無料転職相談をお申込みください。

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この記事を書いた人

10年間のリクルート在籍中に約3000名の方の面接を担当。
リクルートの面接の特徴や求める人物像を熟知し面接対策を実施しています。
リクルート各領域の人事との太いパイプを活かした様々な交渉も行います。

☆キャリアコンサルタント国家資格保有
☆GCDF-JAPAN公認キャリアコンサルタント

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