1年働かずにダラダラしてた。をリメイクした話し

昨年転職をお手伝いした26歳T・I君という男性のはなし。

大学を出て、新卒で入社したお弁当チェーンで、
店長として3年間死ぬほど働いた。

休みもろくにとれず、
バイトが休んだら代わりに出勤して、
残業代もほとんど出ず、
それでも頑張って働き続けた。

でも体力的にも精神的にも限界が来て3年で退職。

退職後はしばらくゆっくりしようと思って、
なんにもせずにダラダラと過ごしていたら、気が付くと1年経ってしまった。

このままではまずい。
そう思ったT・I君は一念発起して転職活動を開始。

なん十社も面接を受けるが、
「この1年間は何をしてたの?」という面接官の質問に答えられず、
面接で連戦連敗。

どうしていいか分からず、Pomtoに相談に来られました。

この1年間何もせずにダラダラしていた。
旅行したり、おいしいもの食べたり、マンガ読んだり、映画見たり、本当に何もしていない。。。
この1年何をしてたか聞かれるのが怖くて、面接でもそわそわしてしまう。

そんなT・I君に策を授けました。

「この1年間はダラダラしていて何もしてません」
ではなく、
「あえて1年間は何もせずに自由を謳歌する。と決めて1年間リフレッシュに努めました」
と意思を持って何もしなかったと胸を張って伝える事。

小手先のテクニックに聞こえるかもしれませんが、
表現を変えるだけで面接官の印象は180度変わります。

特にT・I君の場合、
前職で激務を3年間逃げ出さずに、責任感を持ってしっかりこなしています。

疲れがたまった身体と心をしっかりリフレッシュしてもう一度全力で働く為に、
あえて1年間何もせずにリフレッシュすると決めた。
なんだかとても意志の強い、有言実行の男なイメージです。

直近の1年間のマイナスにばかり目が行って自信を無くし、
3年間ガムシャラに頑張ってきたプラス要素まで消してしまう非常にもったいない面接を繰り返していたわけです。

結果、見事リクルートグループの営業職に内定したT・I君。
持ち前の根性で、今でも高い業績を上げて評価を得ているようです。

第二新卒・20代の転職活動では、
面接でのちょっとした一言や言葉の選び方、話しの伝え方で面接結果が変わります。

面接結果が変われば、人生が変わる。

本来はもっと評価されるべき経験や能力があるのに、
面接でのちょっとしたミスで不合格になってしまうのは本当にもったいない。

自分の魅力をちゃんと伝えられない。
そんな時は是非気軽に相談してみてください。

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この記事を書いた人

10年間のリクルート在籍中に約3000名の方の面接を担当。
リクルートの面接の特徴や求める人物像を熟知し面接対策を実施しています。
リクルート各領域の人事との太いパイプを活かした様々な交渉も行います。

☆キャリアコンサルタント国家資格保有
☆GCDF-JAPAN公認キャリアコンサルタント

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