M.K.さん

M.K.さん
2015年3月  R大学卒業
2015年10月 機械部品メーカー 入社 営業職として従事
2016年1月  転職活動スタート
2016年3月  Pomto株式会社で転職サポート開始
2016年4月  株式会社リクルート住まいカンパニー 内定
2016年6月  株式会社リクルート住まいカンパニー 入社
2017年8月  株式会社リクルート住まいカンパニー 退社
家業の農家を継ぎ現在に至る

これまでの経歴を簡単に教えてください

大学卒業後に新卒で人材系の会社に入社する予定でしたが、入社直前に病気を罹ってしまい、内定取り消しになったんです。大学卒業後はしばらく入院生活でした。退院して完治してから既卒として再び就活をし、地元山梨本社の機械部品メーカーの営業職として大阪で働き始めたのですが、8ヶ月で転職し、株式会社リクルート住まいカンパニーの営業職に契約社員として入社しました。リクルート住まいカンパニーは家庭事情により1年2か月で退職し、今は実家の農家を継いで農業をしています。

最初の会社から3ヶ月で転職を決意した理由はなんですか?

働き始めて1週間で「仕事が合わない」と感じました。将来的には実家の農家を継ぎたいという想いがあったので、それに繋がるような人材業界や営業職、企画などを学びたかったんです。でも実際に入社してみたら、仕事内容は出来上がったルーティーンの中でこなしていくだけの作業のようで、ここでは自分が学びたいものは学べないと思って、働き始めて3ヶ月で転職を決意しました。

転職活動はうまくいきましたか?

最初はエージェントに頼らず、ひとりで転職活動を始めたんですが全くうまくいきませんでした。当時の自分には何の経験も実績もなく、面接でアピールできるのは、何でもします!というやる気とパッションしかありませんでした(笑)。だから、面接もとにかくパッションだけで挑んだのですがことごとく不合格で・・・(笑)

Pomtoの転職サポートを利用した経緯を教えてください。 

全くうまくいかなくて落ち込んでいるときに「リクルート、マイナビの両社で就業経験のあるエージェントに相談しませんか?」というメールをいただいたんです。元々人材業界に行きたかったのが病気で断念していたので、人材業界大手出身の方なら、ちょっと話だけでも聞いてみたいなと軽い気持ちで相談に行きました。

実際に相談してみてどうでしたか?

「この経歴では転職は厳しい」とダメ出しされると思いながら担当エージェントの植田さんに相談に行ったのですが、ものすごく親身に話を聞いてくれて、「エネルギーもあるし不運の要素も強いから対策をしっかりすれば可能性は十分にある」と言っていただき、今の自分でも受かる可能性がある求人を提案してくださったんです。正直転職を半ばあきらめかけていたのですごく自信が付きました。

植田からはどんなサポートを受けましたか?

リクルート住まいカンパニーのキャリアデザイン職(営業)という3年間限定の契約社員に狙いを絞ってサポートしていただきました。特にありがたかったのは面接対策です。
対策を受けるまではやる気とパッションをアピールするしかできなかったのですが、学生時代も含めて過去に自分が頑張ってきた事と将来実家の農家を継ぎたいというビジョン、その為に今こういう経験を積みたい、だから頑張れるといった自分が頑張れる理由を整理して言語化して頂き、面接で話す内容がガラッと変わりました。担当面接官の人柄や好み等も事前に共有してもらい余裕をもって面接に挑むことが出来、結果内定をいただくことが出来ました。植田さんのサポートなしでは絶対に合格できなかったと思っています。

株式会社リクルート住まいカンパニーへの転職後、なにが変わりましたか?

すべてがガラッと変わりました。自己成長に対して貪欲で、自分でまず行動する人ばかりで、自分も常に考えながら動き続けなければならない刺激的な日々でした。最初はうまくいかない事もありましたが、上司や先輩のサポートもあり、仕事に慣れてきてからは常に成長を実感できる刺激的な日々でした。

3年間限定の契約社員という雇用形態に対して不安はなかったですか?

贅沢を言える立場ではなかったので、実績も経験も実力もない自分がチャレンジ出来て経験を積めるだけで有難いと思っていました。実際働いてみても、仕事を任される量や責任の重さは正社員と変わらないので、仕事内容的には違いを感じませんでした。契約社員は一旦は3年間という区切りが決まっているけれど、終わりが見えている分、成長スピードが早いと感じました。自分的にはむしろ契約社員でよかったと思います。

転職してよかったと思いますか?

本当によかったです!
環境が自分にフィットしていたのもありますが、仕事に対してマイナスな感情はゼロで、自分の頑張りが結果に繋がっていって仕事が楽しいと心から思えました。クライアントもいい人ばかりで様々なことを学ぶことができました。退職した今でも付き合いがある人も沢山います。

1年3ヶ月で退職して家業を継ぐことになった経緯を教えてください

住まいカンパニーに入社して1年ちょっとで新規の大掛かりなプロジェクトを任せてもらった矢先に父が病気になったんです。余命半年と言われ、育てていただいた上司や会社に申し訳ないという気持ちもありましたが、それ以上にリクルートで培った力を父に見てもらいたいという気持ちが強くて山梨の実家に帰って家業を継ぐ決断をしました。
ちょうど退職時期が家業(農業)の収穫時期と被っていたので、「今年の収穫量に対して自分は何ができるか?」と考え、結果、畑面積の半分の収穫量で前年と同じくらいの利益をだすことができ、成長した自分を父に見せることができたと思っています。

今のお仕事と目標をお聞かせください

今は実家の農家を継いで葡萄と桃を育てていて、山梨県の農業を産業として盛り上げるのが自分の目標です。まずは若者の農業離れをどうにかしなきゃいけないと思っていて、自分が若い農家のモデルケースになって、農業ビジネスをしたいと思う若者を増やしたいです。

そのために、自分の果樹園の手入れをしながら新しいことにも取り組む忙しい毎日を送っています。仕事内容は今までと全然違いますけど、課題を見つけてそれに対して考える点などは今までと変わらず、住まいカンパニーで築けた人脈を活かしながら楽しく仕事ができています。

転職希望者にひとことお願いします

自分の経験や実績で転職できるのかな?と不安に思っている人こそ転職エージェントに相談してみたらいいと思います。自分では全く気付かなかった強みや、面接で話すべき事などプロの視点でアドバイスいただけるので本当にありがたかったです。うちで取れた最高級のブドウを担当の植田さんに毎年贈るくらい感謝しています(笑)

担当コンサルタントから一言

M.Kさんの転職サポートは、今だから言えますが、職歴があまりに短く仕事の経験値も新卒に近しいものだったので、ご紹介案件で内定取得に繋がるサポートが出来るかは、若干不安でした。笑
しかし新卒で入社予定だった大手人材会社が、病気という不運による内定取り消し、学生時代は体育会系で、全国で活躍されていたなど、最初の面談を通じて「なんとかしたい。彼のポテンシャルだと必ず活躍できる」と、強く思えた人材でした。

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この記事を書いた人

10年間のリクルート在籍中に約3000名の方の面接を担当。
リクルートの面接の特徴や求める人物像を熟知し面接対策を実施しています。
リクルート各領域の人事との太いパイプを活かした様々な交渉も行います。

☆キャリアコンサルタント国家資格保有
☆GCDF-JAPAN公認キャリアコンサルタント

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