Pomto-第二新卒・20代専門の転職エージェント-

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2020年4月新卒入社の転職事情

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毎年の春の風物詩ともいえるのですが、年度初めの4月~6月にかけて転職市場にはその年の4月入社の新卒人材が大量に溢れかえります。私たちPomtoにも毎年かなりの数の新卒入社の方から転職相談の依頼が入ります。

思ってた仕事と違う。。。
想像より残業が多い。。。
上司が最悪。。。
休みが少ない。。。
給料が少ない。。。
自分には合わない。。。
向いてない気がする。。。
などなど

社会に出てほんの数日から1~2カ月。まだ実質研修期間でまともな実務は何もしていない段階で転職を考える方のキャリア相談をお受けしていると、ひとつの共通点に気づきます。入社後すぐに転職を考える方のほとんどが「被害者意識がめちゃめちゃ高い」という共通点です。

会社に騙された。聞いてた話しと違う。
だから私は被害者だ。私は悪くない。

私は何も悪くないから転職先だってすぐ見つかるはずだし、
もっといい会社が私を採用してくれるはずだ。
という意識です。

残念ながらこの発想は完全に的外れです。

騙されたのは事実かもしれないし、不運だったかもしれない。でも、最終的にその会社に入社することを意思決定したのはあなた自身である。この事実を理解して、自分自身に足りない部分があったと自覚することが、新卒スグ転職を考える際の最低限のスタートラインです。

そしてそのスタートラインに立ったとしても、恐らくあなたが望むようなもっといい会社から採用されるという事はほとんどありません。そして、そのスタートラインにすら立てない人は、基本的にはまともな会社の正規雇用での転職はまず不可能。この事実を受け入れてください。

そんなお話しをして、もう少し頑張ってみたらどう?と励ますのが例年の春の新卒キャリア面談です。

がしかし。

この2020年春の新卒スグ転職市場は例年とはちょっと様子が違います。

そう新型コロナさんです。

新型コロナ禍で2020年春入社組の転職市場で今起きている事を以下お伝えしていきます。

2020年春新卒社員に起きている事

SNSで拡散されて話題になった記事「日本初?リモート研修中にクビになった、法政大卒新入社員の末路」という記事をご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

簡単に言うと、法政大学を卒業して2020年4月に新卒でIT会社に入社した新入社員が一度も会社に行くことなく、オンラインでの研修の参加態度が悪い。という名目で首にされた。という非常に理不尽な話しです。

ここまで理不尽な事はそうそうないかもしれませんが、会社の経営が新型コロナの影響で一気に傾いた結果、入社を取り消されたり、自宅待機からそのまま休職扱いにされてしまったり、休職の解除ができるか分からないから自主的な退職を促されたり。特に、ホテル業や観光業、飲食や販売・サービス業界への就職者によく見られますが、これから様々な業界にも同様の動きが出てくる可能性は高いです。

つまり、本人は働きたいけど働けない。働かせてもらえない。
というケース
での転職相談が圧倒的に増えているのです。

記事冒頭で書いた、例年の転職したい理由はその多くが自分の我儘であったり我慢不足であったりするのに対して、今年2020年新卒の早期転職希望者の多くが、第三者的な視点で見ても「被害者」と感じられるケースが圧倒的に多いのです。

つまり転職をしたくて転職活動をスタートしたのではなくて、会社側の都合で雇用維持されなかったため入社間もないタイミングで転職活動をしている。というケースです。

では、まぎれもない新型コロナの被害者だから転職先はスグ見つかるか?と言えば、残念ながら答えはNOです。

日本経済全体、もっと言えば世界経済そのものが極めて深刻な打撃を受けている状態で今後の経済回復の見通しも今時点では立っていません。景気が悪化した際に真っ先に削減対象になるのが人件費です。新規での人材採用を積極的に行う企業や業界はやはり多くありません。

ハイクラスな専門職や、エンジニア等普段なかなか採用できないレベルの人材を新型コロナ禍で獲得しようとする動きは一部ありますが、求人数そのものは新型コロナ前と比較して6割~7割減っているのが現実です。

では新型コロナで不本意ながら職を失ってしまい転職せざるを得ない人はどうすればいいのか。についてお伝えしていきます。

不本意な転職を余儀なくされた2020年新卒の選択肢は?

社会に出て心機一転頑張ろう!!と決意をしていた方にとって、新型コロナで社会人生活の出鼻を大きくくじかれた事は間違いありませんし、不本意な転職を余儀なくされている方は間違いなく新型コロナの被害者と言えるかもしれません。

とはいえ、少し残酷かもしれませんがこれが社会でもあります。タイミングが悪かったと嘆いていても前には進めません。

極端な話しをすれば、大学生時代にスキルや経験値を積み上げていた人材であればこの新型コロナ禍でも採用を取り消される事はありませんし、仮に職を失ったとしてもスキルと経験を武器に再就職することは可能です。今回の新型コロナではっきりしたことは、企業に雇用されるという事の不安定さと、どこの会社に所属するかではなく個人個人のスキルや経験、パフォーマンスが重視される世の中にこれからどんどん加速していくという事です。

そんな歴史の転換点で新卒社員として社会に飛び出し、運悪く雇用が守られず転職を余儀なくされた方にとって、前向きに選べる選択肢は2つしかありません。

❶ 限られた求人の中で、多少の妥協をしながらでも自分の可能性を最大化できる仕事にチャレンジし全力で仕事に取組む。
職種や業界、待遇、休日など自分の中では譲れない部分があったとしても、妥協できるところは妥協しながらまずは社会人として実績を積み上げながら、目の前の仕事に全力で取り組み、必要とされる人材になるためにスキルと経験を積み上げていく事が大切です。

❷ 磨きたいスキル、能力を明確にし雇用される事を前提とせず独学でスキルや実務経験を積み上げていく
大きな会社に入れば安定という価値観は完全に崩壊しました。フリーランスや、独立起業など昔に比べてはるかに個人でビジネスやりやすい社会になっています。険しい道ではありますが、会社に所属せずに自分自身の価値を高めていく。という方法も選べる時代です。

運の悪さを嘆きながら、目的意識なくただ時間を過ごす事だけは避けたほうがいいと思います。

具体的にどうすればいいか分からない。どんな仕事ならチャンスがあるのか知りたい。など、ご相談されたい事があればお気軽に当社ホームページから転職相談にお申し込みください。